【フェルミ研究所】
入社一年めの新入社員の仕事とは『時間通りの出社に出社し、元気に挨拶して、先輩の教えをメモすること』である。
「入社一1年目の教科書」 著者:岩瀬大輔
目次【社会人が絶対に覚えておくべきこと8選】
- 基本的に新入社員に優秀さは求められない。
- ビジネスは「信用」で成り立っている。
- 社内外問わず仕事を最後までやり切るという姿勢が、自分のステータスになる。
- 多くの新入社員は自分の優秀さをアピールしようとするあまり、全ての仕事で100点を求めてしまい失敗する。
- 全ての予定を前倒しして先輩からのアドバイスを積極的に受ける。
- 仕事が遅い社員は先輩から受けるアドバイスの時間が短いため、成長が遅くなる。
- 他人の目に映る本気度はその人の『スピード感』に現れる。
- 時間を守らないことは自分の「信用」を損なう行為。
- 自分に信用がない場合、その会社内で大切な仕事を任されることは一生なくなる。
- 同志とは仲間である反面、ライバルである。
- 会社内での出世は横並びでは行われないので、自然と嫉妬や妬みが生まれて来る。
- 人と比べているうちは人間は幸せになれない。
- そこで同期との関係は「会社で顔を合わす程度」の人くらいが丁度いい関係性を気付ける。
- 出世する人の共通点は『健康』であること。
- 健康はビジネスマンにとって信用に値する資質。
- 健康になるための最も大切なことは『睡眠』である。
- 先輩に同じ質問を繰り返させない工夫をする。
- メモを上手に活用することで、成長の速度も加速する。
・質問事項をあらかじめ箇条書きにしておく。
自分が今何がわからないのかを把握しておくことで、頭の整理になり、教える側も気持ちよく教えてくれるようになる。
- 一部の天才を除いて人間の能力にはほとんど差はない。
- 勉強し続けているかどうかが出世できるかどうかの「分かれ道」になる。
- 大人こそ勉強する必要がある。
- 自分の悩みはあなた以外の誰かが既に解決している。
- 『本』をたくさん読むことです。
忙しい社会人のかたが落ち着いて本に向き合える時間はそれほど長くはないのではと思います。
そこでこの本では、”冒頭の部分を読んで気に入らなかったら読まなくてもよい”と書かれています。しかし、何冊かに1冊「これ、自分のために書かれているんじゃないかな?」と疑うほどの書籍に出会うことになるでしょう。
そこで得たものを実際に行動に移して『アウトプット』してみる。
これこそが「大人になってからの学び」なのです。
本書では金銭に余裕がある人は20~30冊/月の本を大人買いしてみることをお勧めしています。
(※ちなみに僕は、Kindleなどの電子書籍を月額で試してみるのがコスパ的にはよいと思います。)
- 売り上げに貢献していない新入社員にとって、唯一の取り柄は元気にいることである。
- ずっと元気である必要はない。(最低限挨拶の時に元気にハキハキとするだけで印象は良くなる。)
- 自分の言葉遣い1つで相手からの「信用」を失ってしまうことがある。
- 言葉遣いで信用を失わないように気をつける。
- 頼まれたことは必ずやり切る
- 50点で構わないから早く出す
- 遅効だけはしない
- メモを持って質問する
- 元気な挨拶を心がける
- 本を読む習慣をつけておく
- 忙しくても睡眠だけは必ずとる
- 同期とは距離を保つ
- 言葉遣いを治す