本を買って成功者の言葉や成功法を学んでいるのに自分は全然成功できていないという方は多いのではないかと思います。
それもそのはず。彼らが書いた本のほとんどは、あなたに向けて書かれたものでは無く『彼ら自身が自分に言い聞かせているもの』がほとんどだからです。
彼らは、
「成功したのはあみんなのおかげだ。」「お金が全てではない」
などの”聞こえのいい言葉”を使い、謙虚であることをアピールするとともに、自分が天狗にならないように、制御しているのですね。
しかし、成功者にも若くて尖っていた時代が必ずあるのです。
そしてみなさんが本当に成功したいのなら、実践すべき思考法はそこにあるというわけです。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは今回の本を参考に、綺麗事なしで成功者になるための実践すべきことを具体的に解説していきます。
人が持つ『悪の感情』というのは、”嫉妬” ”怒り” ”敵対心”などを指します。
多くの人が目指す本当のお金持ちは、金銭的な余裕とともに心の余裕がある状態です。
しかし、人がお金持ちを目指すには少なからず『悪の感情』を利用した、反抗精神たるものが必要なのです。
心が豊かになると人間は「お金は全てでは無い」と真っ当な考え方になりますが、
まだ何もなし得ていない人が、同じ考え方を持つと、成功しづらくなるのです。
つまり、成功者の多くは お金を稼いでから心を豊かにしてきたと言えるでしょう。
本書の唯一にして最強の実践ポイントです。
この内容を読んだ時に疑問に思って実践する人と、「馬鹿馬鹿しい」と感じて実践しない人の2パターンに分かれるのではと思います。
しかし、成功者は「そんなバカな。。」と思っても1度は実践しているのです。
実際に、成功者が自分の夢を紙に書き出している割合は驚くほど高いのです。
(このポイントの内容は、こちらの記事で詳しく解説しています。『思考は現実化する』を徹底解説!!)
紙に目標を書くと夢が叶う理由は脳のメカニズムから説明が可能です。
脳は『自分のやりたいことや、指名が明確だとそれに必要な情報を収集してくれる』
という働きがあります。
実際に私たちの脳は毎秒1000万ビットを超える情報を処理していることがわかっています。
(※1000万ビットというとそこら辺にあるパソコンを遥かに超える情報処理能力であると考えてください。)
しかし、自分の目標がはっきりとしていない、つまり「ぼーっと生きている状態」であれば
自分が本当に叶えたいチャンスを素通りしてしまうのです。
紙に『目標』を書くときの4つのポイント
やりたいことの中にも『やりたくないこと』が含まれている可能性があります。
紙に書く目標は純粋に自分がやりたいと思える、なりたいと思えるものにします。
この紙は毎日見返して意味のあるものになります。
常にクリアファイル等で持ち運べるようにしてください。
脳というのは目的意識がないとほとんど働いていないようなものなので、意識的に働かせることが重要なのです。
人は非現実的な目標にはワクワクしません。自分が達成可能であると思う目標を立てるように心がけましょう。
目標がいくつもある人は1度、重複している目標がないかに注意して見てみてください。
例えば『年間トップセールスになる』『周りから尊敬される人間になる』という目標があったとして、周りからの尊敬は年間トップセールスになることで得られるかもしれませんよね。
こう言ったように、目標の優先順位を決めて『今、自分が最も叶えたい目標』を1つだけ決めてください。
そうすることで、「今自分がどう言ったアクションを起こす必要があるのか」が見えてくるのです。
・成功は負の感情から始まる
・目標を紙に書くと実現する
・やりたくないことを明確にする
・目標が明確であればのは今必要な情報を探してくれる
・目標の書いた紙は毎日読み返す
・現実可能なワクワクする目標を立てる
・目標の優先順位を決める
・その目標を達成するためにやるべきことを書く