・なんだか体の調子が悪い
・寝ても疲れが取れない
・体が重い、鬱々として元気が出ない
こう言った悩みの原因はあなたの血流が悪いせいかもしれません
本記事は、薬剤師で5万件の勲セリングを行なった堀江昭佳さんが書かれた、『血液がすべてかいけるする』という本の内容を、まとめたものです。
本書は、健康な体を手に入れて、充実した毎日に大いに生かしていただけると思うので、興味のある方はぜひ最後まで、内容を見てみてください。
私たちの体の中を流れる血液は全身に栄養素を回し、不要な物質を次々と派出するという仕事を担っていますが、
この血流が悪くなると、当然体に必要な要素が十分に行き渡らないので、
『貧血』 『疲れやすくなる』 『精神バランスが崩れてくる』といった弊害が出てきてしまうのです。
つまり、本書の本題『血流を改善する』ということはこれら全ての根本的な原因の解決につながると、著者の堀江さんはいいます。
では、どうすれば『血流』は良くなるのでしょうか?
その答えは
血液の量を増やすことです。
ということは、
体内の血液の量さえしっかりと確保できていれば、あらゆる体調不良は改善へと向かうのです。
つまり本書では、『血液の量を増やすための方法』が書かれてあると言っても過言ではありません。
本書で紹介されている方法は以下の通りです⏬
・血液の成分は水を除くと、ほとんどの成分がタンパク質でできているのです。
つまり、タンパク質の摂取量と体内の血液の量には大きな関係があるのです。
また、タンパク質が不足して現れる身体的な害は以下の通りです⏬
- 疲れやすくなる
- 髪が乾燥してパサパサになる
- 爪が薄くなる
- 肌が荒れる
(想像以上に深刻ですね、、。)
タンパク質は、肉、 魚、 卵 などに多く含まれていることはみなさんご存知かと思います。
ただし、肉を食べる場合は、鶏肉を食べることを推奨しています。
脂分が少なく、鉄分も豊富なため、胃腸への負担が少なく、効率よくタンパク質を吸収できるからです。
・一般的に私たち人間は、体の中の鉄分が不足すると、精神的なバランスを崩しやすいとされています。
この鉄分は、血液の中にも多く含まれているのですが、
単純に鉄分だけを摂取すればいいというわけではないということです。
先ほども言った通り、水を除いた血液のほとんどはタンパク質でできており、タンパク質が体内にまずある程度しっかりとないと、いくら鉄分を取っても体調改善の効果は見られないのです。
(鉄分とタンパク質をバランスよく摂取することが必要なのですね)
・血液の中の栄養素は胃腸から摂取されます。
しかし、この胃腸が弱っている状態だといくら良質なタンパク質、鉄分をとっても体に吸収することができません。
なので、胃腸の調子を整えることがタンパク質の吸収効果を上げ、体内の血流を増加、
ひいては、『血流をよくする鍵』になるわけですが、
そのために最も効果的な方法として本書では
空腹の時間を作ることが紹介されています。
空腹にしておくことで、
胃腸が収縮し、体の中にある食べ物の残りを吸収することで、体の中の掃除がされているのです。
(お腹のグーって音は掃除をしている合図音なのですね!)
本書では朝ご飯を食べて、夕飯を抜くことによって
『空腹時間』を意図的に作ることを推奨しています。
それでは、もう少し具体的に本書で紹介されている朝食について解説していこうと思います。
本書の著者である堀江さんは
朝食に食べるのは、パンよりも白ごはんを食べることを推奨しています。
私たち日本人の体にとって白ごはんはパン(小麦)よりも相性が良いだけではなく、
胃腸を傷つけにくく、メリットが大きいのです。
・こう言った健康系の書籍には必ずと言っていいほど『睡眠』の話題が持ち出されますが、
本書も例外ではありません
睡眠も血流を上げるのに重要な要素なのです。
血液中の汚れ、不純物は肝臓で処理されて、排出されるのですが、
この機能が最も機能するのが夜中の1時〜2時なのですね。つまり、睡眠中です。
この時間に体が睡眠状態に入っていないと、血中の有害成分は排出されず、さまざまな体調不良を引き起こす原因になってしまうのです。
(うつ病になるサラリーマンは働きすぎでうつ病になるわけではなく、睡眠不足によってうつ病を引き起こすと言われています)
血液は全身を巡っているのでどこか一箇所でも極度に冷えた場所があると、
体全体の温度が下がっていってしまいます。
人間の体温が1度下がるごと約30%の免疫力が失われるので、注意しておかなければなりません。
適度な運動を行ったり、冬場などは下半身などを中心に靴下や、レッグウォーマーなどを着用すると良いでしょう。